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FE工法の特徴・特性
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特徴・特性

  修復性  
  インフラの改修を、壊さずに躯体を活かして再生する環境に配慮した補修工法です。
     (左官工による塗工技術の導入)
  左官作業なので、コテ範囲での断面形状変化にも追従できます。
  耐久性  
  既設用水路の診断及び調査を適格に実施することで、耐久年数を伸ばし長寿命化を図ります。
  (耐久年数40年以上)
     ※円形水槽水流磨耗試験及び促進劣化試験より/各関係機関の特記仕様書によります。
 
  経済性  
  容易な施工性から従来工法よりもコストを低減し、工期短縮を実現します。

  施工性  
  重機等が不要であるため、施工条件の厳しい場所においても優れた作業効率を実現します。 
  特殊な専用機材等を使用せず、左官作業が出来る方なら一般建設業および地元での補修が可能です。

  強度性  
  特殊劣化防止済みの耐アルカリガラス繊維モルタルの含有により強度が向上。(耐衝突性・耐磨耗性効果)
 
  環境性  
  人力施工であるため、二酸化炭素を激減し産業廃棄物が発生しない環境にやさしい工法です。           
工法の概要

材料特性により新材料と旧材料との一体性を実現

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(1) FE工法は旧コンクリート壁面を高圧洗浄機で洗浄及び藻処理後、プライマーを塗布し仕上塗工としてガラス繊維モルタルを壁部6mm塗工。壁部の仕上塗工完了後、底版部にプライマーを塗布し仕上塗工としてガラス繊維モルタルを10mm塗工。但し、二次製品の場合は6mm厚塗工とします。
(不陸調整の必要な場合もあります。)
……………………………………………………………………………
(2) 繊維モルタルについては、耐アルカリガラスを使用することでセメント(アルカリ性)に対応。さらに、ガラスは強度を高めるとともに主にひび割れを防止します。
※アスベスト(石綿)とガラス繊維の違いについて
 アスベスト(石綿)は1ミクロン以下の極めて細い繊維の束、ガラス繊維は20ミクロンです。
 2001年10月24日付でIARC(国際がん研究機関)はヒト発がん性に分類し得ないとしています。
 ※塗工厚(全厚t=6mm〜10mmでの対応が可能)
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(3) プライマーはFE-GRC(繊維モルタル)塗工に先立ち塗布するものです。これは、旧コンクリートとの含侵効果で吸着効果を高め、弾性効果をも高めコンクリートとの離脱を防止するものです。
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(4) 旧コンクリートと一体となる表面はFE-GRC(繊維モルタル)での塗工のため、粗度係数(n=0.013以下)は少なく滑らかとなります。
主要資材
品名 規格・寸法
FE-GRC(ガラス繊維モルタル)

袋詰(25kg/袋)ガラスチョップ

ガラスチョップ

13mm〜18mm

アラミド繊維(テクノーラ)

3,300dtex
施工断面図
FE-GRC(ガラス繊維モルタル)の品質規格
要求性能項目 品質項目 照査方法 品質規格の目安 FE-GRCの品質規格値
 中性化抑止性  中性化深さ  JIS A 1153 (4週) 5mm以下  試験結果より、0mm
 耐候性(無機系)  促進耐候性による劣化  JSCE-K532(ウェザーメーターによる促進耐候性試験)  膨れ、ひび割れ、剥がれがないこと  変状なし
 付着性  付着強度  JSCE-K561(標準条件) 1.5N/mm2以上  2.6N/mm2
 付着性  付着強度  JSCE-K561(多湿条件)  1.5N/mm2以上  1.8N/mm2
 付着性  付着強度
 JSCE-K561(低温条件)  1.5N/mm2  1.8N/mm2
 付着性  付着強度  JSCE-K561(水中条件)  1.0N/mm2以上
 2.8N/mm2
 付着性  付着強度  JSCE-K561(乾湿繰返し条件)  1.0N/mm2以上  1.9N/mm2
 付着性  付着強度  JSCE-K561(温冷繰返し条件)  1.0N/mm2以上  2.0N/mm2
 耐摩耗性  摩耗深さ  表面被覆材の水砂噴流摩耗試験(水砂噴流摩耗試験10時間) 標準供試体に対する平均摩耗深さの比 1.5以下(ポリマーセメントモルタル)  円形水槽水流摩耗試験結果より、1.01
 一体化性  圧縮強度 JSCE-K561(4週経過後の圧縮強度) 21.0N/mm2以上  47.6N/mm2
 寸法安定性  長さ変化率 JIS A 1129(成型28日後の長さ変化率) 0.05%以下 0.05%以下
 耐凍害性  相対動弾性係数  JIS A 1148(300サイクル後の相対動弾性係数)  85%以上  100%
 耐用年数  効果の持続時間 円形水槽水流摩耗試験時にコンクリート(標準)とポリマーセメントモルタルとの比較により算出する 耐用要求20年 耐用要求20年以上
 通水性  粗度係数 流速計による測定(マニング式参照) 0.014以下 0.013
農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル【開水路補修編】(案)平成25年10月
農林水産省農村振興局整備部設計課施工企画調整室より、第3章 補修の要求性能及び
材料・工法の品質規格と採用を参照
FE-GRC加工物の有害成分溶出試験分析
溶出試験(2005年10月)を行った結果、有害物質に係わる排出基準の許容限度内で『環境面に対する安全性』が証明されています。
項 目 計量の方法 単 位 計量の結果

廃棄物係わる判定基準

アルキル水銀化合物 S46年環告第59号付表2

mg/ l

検出されず 検出されない事
水銀又はその化合物 S46年環告第59号付表1 mg/ l 0.0005未満 0.005以下
カドミウム又はその化合物 JIS K 0102 55.2

mg/ l

0.03未満 0.3以下
鉛又はその化合物 JIS K 0102 54.2 mg/ l 0.01 0.1以下
有機りん化合物 S49年環告第64号付表1 mg/ l 0.1未満 1以下
六価クロム化合物 JIS K 0102 65.2.2 mg/ l 0.31 1.5以下
ひ素又はその化合物 JIS K 0102 61.2 mg/ l 0.03未満 0.3以下
シアン化合物 JIS K 0102 38.2 mg/ l 検出されず 1以下
PCB S46年環告59号付表3 mg/ l 検出されず 0.003以下
トリクロロエチレン JIS K 0125 5.1 mg/ l 0.03未満 0.3以下
チオベンカルブ 環告第59号付表5 mg/ l 0.02未満

0.2以下

ベンゼン JIS K 0102 5.1 mg/ l 0.1未満 0.1以下
※金属等を含む産業廃棄物に係わる判定基準を定める総理府令(S48.2.17総令) ※外15項目の溶質検査
上記データは試験室でJIS等に準拠し、一定の条件の下に実験した数値です。各施工現場ではそれぞれ諸条件が異なるため、データは変動します。
また、製品の仕様変更による数値の変動もあることがあります。よって、既発行カタログ数値及び技術資料データと異なることがあります。
アラミド繊維(テクノーラ)の性能特性
色相 ゴールド 破壊伸度 4.5%
密度

1.39 g/リッポウセンチ

熱分解開始温度 約500℃
単繊維直径 12 燃焼熱 6800cal/g
引張強度

24.5cN/dtex

比熱 0.26cal/g ・℃
〃 347Kg/㎟ 限界酸素指数(LOI) 25
引張弾性率 530cN/dtex 平均水分率 2
〃 7500kg/㎟(74GPa) 表中の強伸度性能はマルチフィラメントの値です
(単糸[1.7dtex])
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■建設業:大分県知事許可

(般-27)第12358号
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